「真珠湾攻撃の英雄」は実はサーカスの見世物に過ぎなかった――源田実を酷評した海軍士官の名前
「真珠湾攻撃を立案した知将」「劣勢の戦局で、新鋭戦闘機を率いて米軍に一矢報いた名指揮官」――海軍士官・源田実は長く、そう評価されてきた。だが、その英雄像の少なくとも一部は、本人の回想によって巧みに整えられたものに過ぎなかった。
軍事史家の大木毅氏の新刊『海軍士官たちの太平洋戦争』(新潮選書)では、源田が後世に残そうとした「自画像」と実際の足跡との隔たりを史料から容赦なく炙り出している。
以下、同書から一部を再編集して紹介する。
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