映画初主演「森香澄」が意識する「先輩女子アナ」 バラエティ、写真集、そして女優…「常に似た道を歩いてきた」
田中みな実との共通点
あざとくてかわいい言動から“令和のあざと女王”と呼ばれて人気となり、フリーアナとしては順調な滑り出しだった。今年9月には美容本「戦略的かわいいの作り方―森香澄のかしこい美容メソッド―」(小学館)も出版された。そして今回、映画の主演である。
「今のところは田中みな実とよく似た道をたどってきたと思います。彼女が田中を意識していたのは間違いありません。田中もTBSのアナウンサー時代は『サンデージャポン』で“ぶりっこキャラ”を売り出しましたが、17年、27歳の時に退社。当初は宮根誠司や羽鳥慎一らが所属する事務所に入ってMCやタレント業をしつつ、19年には写真集を発売。女優の仕事も徐々に増えていきます。20年4月期には低視聴率が話題となった『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日)に眼帯をつけた悪女・礼香として出演。ドラマの評価は散々だったものの、彼女の役柄だけは話題となり、スピンオフドラマ『L 礼香の真実』がABEMAで配信されました。20年8月に戸田恵梨香や有村架純などが所属するフラームへ移籍。本格的に女優としての活動を始めます」
翌年に公開されたのが「ずっと独身でいるつもり?」だった。
「その後も田中は女優業を続けましたが、今年6月に亀梨和也との結婚と妊娠を発表。ちょうど元アナウンサー女優の椅子が空いたところですから、森にとっては千載一遇のチャンスだと思います」
森にとっては「てんてん」が今後の女優業を占う作品となるかもしれない。ところで、元NHKのアナウンサーから大女優になった野際陽子は別格として、その後、元アナウンサー女優が出てこないのはなぜだろう。
第2の野際陽子
「局アナがフリーになると、ドラマにちょい役で出演することは少なくありません。元フジテレビの八木亜希子や加藤綾子、元読売テレビの川田裕美、元TBSの宇垣美里、元テレ東の鷲見玲奈などもそうですね。ですが、長続きする人は多くはない。本人が向いていないと思うこともあるでしょうし、演技力のなさでお呼びがかからなくなることもあるでしょうが、結婚して子どももできると、スタジオ収録の番組に比べ拘束時間が長いドラマや映画の仕事は難しくなってくるのだと思います」
なぜ野際は女優業を続けられたのだろう。
「意外にも彼女の主演作は数えるほどしかありません。家庭がある彼女は、拘束時間が少ない脇役を選んだのかもしれません。それでも印象に残る演技ができたため、大女優と言われるまでになったのです」
主演にこだわらず、脇役でも継続することが大事ということか。
「もちろん演技力が必要なことは、元アナウンサー女優に限った話ではありませんけどね」
森は第2の野際陽子になれるのか。
「試写で『てんてん』を見た人の評価はそれほど高くはないようですが、まあ、これからでしょうね。田中も出産後は芸能界に戻ってくる気が満々と聞きますから、元アナウンサー女優のイス取り合戦が激しくなるでしょう。その後どこまで続けられるかで、第2の野際陽子が出てくるかもしれません」
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