女学校の教室でもじもじと……誇り高き「武士の娘」を辱めた驚きのルールとは?

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 誇り高き武士の娘が、教室の入口でもじもじと立ち尽くした――。

 明治時代、東京のミッション系の女学校に通い始めた旧長岡藩の家老の令嬢として生まれた杉本鉞子(えつこ)を戸惑わせた「受け入れがたいルール」とは何だったのか。

 西洋化の波が押し寄せる明治の東京で、染み込んだ習慣を無視するよう強いられた「武士の娘」の逡巡。それがいかに屈辱的だったかを、国際日本文化研究センター所長で文化史家の井上章一氏の新刊『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか 土足禁止の精神史』(新潮選書)から一部を再編集して紹介する。...

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