「巣鴨若妻殺人事件」の真犯人は本当に“銀行員の夫”だったのか…90年が経っても解明されない“自供の不審点” 「おたくのダンナは大丈夫?」が流行語に

  • ブックマーク

 今から90年前の昭和11年1月15日、東京・巣鴨で起こった若妻殺人事件は、第一発見者である夫が犯人と見て、警視庁の厳しい追及が始まった。現場の状況に加え、夫の供述の矛盾点がいくつも浮かんできたことが大きな要因だった。捜査陣にとってはスピード解決となりそうだったのだが……。(前後編の後編)

 東京貯蓄銀行巣鴨支店に勤務するA(31)が、妻のB子(24)を殺害した犯人ではないか――警視庁捜査第一課が疑惑の目を向けた理由は前編でも紹介したが、その中でも重視されていたのが、通報時における言動だった。...

つづきを読む