巨人は「坂本と丸」を“残り30試合すべて”で使うべき…「運命の1週間」甲子園で投手陣は開き直って腕を大きく振れ【柴田勲のコラム】
今季の行方が決まる「運命の1週間」
巨人がDeNA(横浜)、広島(東京D)の6連戦を3勝3敗で終えた一方、首位の阪神はヤクルト(京セラD)、DeNA(横浜)の6連戦を4勝1敗と勝ち越した(1試合は雨天中止)。
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2位の巨人と阪神のゲーム差は3.5に拡大した。逆転優勝はこれでますます苦しくなった。阪神は最短で25日に優勝マジック26が点灯する。巨人の残り試合は30、阪神は32。マジックが出ると優勝まで早い。1日に2つ減ることもあるからだ。
相性の良かったDeNAに負け越したのが痛かった。広島にはできれば3連勝してほしかったが、まあ、勝ち越した。ヨシとしなければ。
23日の第3戦、同点の8回にマウンドに上がった堀田賢慎が先頭打者の菊池涼介に四球を与えた。これがきっかけで広島に決勝点が入った。終盤の8回、同点の場面……ここで先頭打者に四球は命取りだ。四球は得点に絡みやすい。肝に銘じる反省材料だ。
28日からは甲子園に乗り込んで阪神3連戦、その前には25日から神宮でヤクルト3連戦がある。巨人にとっては今シーズンの行方が決まる「運命の1週間」だ。
最低でもヤクルトには勝ち越して、弾みをつけて阪神戦に臨んでもらいたい。
「たまには打たれるわ」の気持ちで
山崎伊織が右肩のコンディション不良で一軍登録を抹消された。大きな痛手だが投手陣は一丸となって残り試合を戦っていくしかない。
先週の本コラム、巨人が本拠地で阪神に3タテされたことに触れた。投手陣が3連戦で9本塁打を浴びた。「いくらなんでも打たれ過ぎだ。巨人投手陣は『本塁打恐怖症』にかかっていた」と断じた。初戦で近本光司に先制弾を浴びて投手陣に感染してしまった。
打たれたくない、本塁打を浴びたくない。委縮してどうしても腕が縮こまる。結果、阪神の打者たちに付け込まれる。
ここはもう開き直ることだ。「本塁打もたまには打たれるわ」くらいの気持ちを持って投げればいい。
1番・近本、2番・中野拓夢、3番・森下翔太、4番・佐藤輝明、5番・大山悠輔の1~5
番は確かに強力で、森下と佐藤のコンビは破壊力抜群だ。それでもビビッて投げてはえじきになるだけだ。打つなら打ってみろ。腕を大きく振る。強い気持ちで臨んでほしい。
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