「政治家とは正反対の資質の持ち主なんですが…」 論破王「ひろゆき氏」新党への期待と懸念 旧知のジャーナリストが「当選者が出てからが正念場」と語る納得の理由

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 冷笑的なスタンスが人気の“論客”が政界に進出して、果たして有権者は支持するのだろうか?──ITジャーナリストの井上トシユキ氏は根源的な疑問を投げかける。インターネットテレビ「ABEMA」は7月29日午後9時から報道番組「ABEMA Prime」の生放送を開始。インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で「ひろゆき」として知られる西村博之氏と、元兵庫県明石市長の泉房穂参院議員が新党を結成すると報じた。

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 その後、東京・中日、読売、朝日、毎日などの一般紙、一部のスポーツ紙も同じ内容の記事を掲載した。

 だが読者の関心が最も集まったのは、新党について何も知らされていなかったという西村氏の妻・ゆか氏が激怒し、夫に離婚を提案したことだった。

 担当記者は「ABEMAの報道によると、ひろゆき・泉の両氏が政治団体の届け出を行ったのは7月27日のことだったそうです」と言う。

「ところが、ゆか氏が夫の政界進出について把握したのは届け出の数日前に過ぎず、おまけに泉氏とランチを一緒にしている時に教えてもらったというのです。泉氏も驚くほど“寝耳に水”の状態で、ゆか氏は激怒。自身もABEMAの報道番組に出演して『夫婦の信頼関係が大きく崩れた』と訴えました。こうした“夫婦喧嘩”を詳報したABEMAのネット記事はSNSを中心に広く拡散し、大きな反響を巻き起こしたのです」

 結局、西村氏は謝罪し、ゆか氏は「今後は協力する」と態度を軟化させた……というのが最新の状況だ。それにしても「新党の政治理念」より「西村夫妻が離婚するかどうか」を巡ってネット上で激論が戦わされたのは非常に興味深い。

「なぜ、あの2人?」という疑問

「ABEMAの番組によると、ひろゆき氏と泉氏が新党の共同代表を務め、政党名は公募して決定。ひろゆき氏が立候補することは『ない』との考えが示されました。まずは東京を中心とした地方政党を目指す方針で、来年4月に予定されている統一地方選に複数の候補者を擁立。国会議員より首長のほうが権限は強いことに注目し、特に都内の11区長選では全てに立候補者を準備する構想とのことでした。同じ理由から知事選や政令指定都市の市長選でも候補者を立てられないか模索するそうです」(同・記者)

 重視する政策は少子化対策。子育てと教育の支援に注力し、保護者の負担軽減を実現する。将来的には国政にも進出するという。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、「西村氏と初めて会ったのは、1999年か2000年のはずです」と振り返り、「それから現在に至るまで、ずっと親交が続いています」と言う。

「長い付き合いですが、彼が政治に参加するイメージはまったくありませんでした。そのため新党の報道には心の底から驚きました。しかも共同代表が泉房穂さんということにも衝撃を受けました。2023年に少子化対策をテーマにした共著を上梓したとはいえ、泉氏はNHK職員、テレビ朝日社員、弁護士、衆議院議員、明石市長、そして参議院議員という経歴の持ち主です。西村氏と重なり合う部分は少ないという印象で、2人は論客としては共に“劇薬”なのかもしれませんが、その“成分”に共通点は乏しいと思います」

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