「批判は見当違い」「扇動されたマスコミと世論が…」 福岡県議会“カツアゲ”疑惑 渦中のドン・蔵内議長が支援者に送った「説明文」の呆れた中身
現職の県議が“カツアゲ”されたと告発したことで、全国的な問題となっている福岡県議会の金銭授受問題。渦中の人となった“福岡県議会のドン”こと蔵内勇夫議長(72)は、8月5日、酷暑に被災した熊本県民が苦境にあえいでいる最中に、視察先のネパールを「天国」と評してさらなる批判を呼んだ。その上、9月には政治資金パーティーを計画していたことも明らかに。さらには、この状況下において地元・筑後市の支援者や協力者に送った説明文には、県民感情を逆なでする言葉の数々が並んでいたのである。
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あまりにも無神経な発言
今年7月、元議長の吉松源昭県議(58)が、2020年の議長就任に際して自民会派幹部に約2,000万円を支払ったと告発したことに端を発し、福岡県議会の異様な実態が全国的な注目を集めている。
高額な海外視察、県職員の「部課長会」による県議のパーティー券購入など、金銭授受問題以外でも次から次へと問題が表沙汰になり、中でも、“福岡県議会のドン”と呼ばれ権勢を振るった蔵内勇夫議長には、一層厳しい目が向けられてきた。
大手紙記者が振り返る。
「蔵内議長が服部誠太郎県知事(71)と共に推進してきた巨額の予算がついているワンヘルス事業も批判の的になっている中、金銭授受問題では蔵内議長に直接500万円を渡したと告発する証言者も現れています。服部知事はこのまま蔵内議長についていては自分が危ういと判断してか、FNNやTNCテレビ西日本などのインタビューで、蔵内議長への“過度な配慮や忖度は断つ”と“決別宣言”をしました」
「ネパールは天国だった」
県政関係者によれば、
「知事も県議も市議も“蔵内色”を消すのに必死です。県議と市議は来春に統一地方選を控えており、“自民では勝てない”“蔵内さんに近いと思われると落ちる”と戦々恐々としています」
一方、蔵内議長自身は県民感情に配慮するどころか、不興を買う言動を重ね続けている。
「今月5日、世界獣医師会長である蔵内氏は、日本獣医師会の業務で訪れたネパールについて、“ネパールは天国だった”と発言しました。隣県の熊本では震災により、酷暑の中で断水やエアコンが使えない状況下で過ごすことを余儀なくされた方々や、いまも避難所生活を送らざるを得ない方々が大勢いる中、あまりにも無神経な発言だと批判が噴出しています」(先の全国紙記者)
批判の声は高まる一方だが、蔵内議長は今月10日の報道各社の取材に対しても、「(辞職は)なんでしなきゃいけないの」と、県議及び議長職の辞職を改めて否定した。
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