そうめんだけでは体が心配…一緒に口にした“栄養バランス満点な飲み物”に医師が「肝臓への悪影響」を懸念する理由

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 猛暑、いや、酷暑の昼食。あまりの暑さに食欲がないから、そうめんくらいしか食べられない。だが、それだけでは健康に悪い。何しろ野菜が一つもない。それなら市販の野菜ジュースを添えよう。固形物ではないから野菜ジュースなら何とか喉を通る。そうめんは小麦粉でできているので炭水化物。ちゃんとした主食だ。さらに野菜も食べていることになるわけだから、栄養バランスも取れている──。この考えに間違ったところは何もないと同意する人は多いのではないだろうか。

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 だが、この献立には問題があるという。しかも炭水化物のそうめんではなく、健康食品というイメージが強い「野菜ジュース」が問題だというのだ。野菜ジュースの何が問題なのだろうか。

 東京都品川区戸越で「秋津医院」を経営し、多数の著作で知られる秋津壽男医師は「野菜ジュースは野菜の代わりにならない、という点に注意してください」と言う。

「普段から野菜を食べていて、たまに野菜ジュースを飲むという生活なら全く問題はありません。一方、何らかの理由で野菜が不足しており、それを補おうとして野菜ジュースを飲むという場合は、気をつけなければならないことがあります。実際に野菜だけでジュースを作ると、かなり飲みにくい味なのです。その味を調えるため、市販の野菜ジュースはリンゴジュースやぶどうジュースを加えているものがあります。さらに、加糖しているものも珍しくありません」

 糖分を摂取できるという意味で健康的なイメージが強い野菜ジュースも、不健康だと敬遠する人も多い炭酸飲料と同じだということになる。

「野菜には健康にいい繊維質を含まれていますが、ジュースだと失われてしまうのも問題です。また、液体を飲むので、咀嚼(そしゃく)力の減退も心配されます。特に高齢者は要注意でしょう。さらに、市販の野菜ジュースを飲み過ぎると糖質=糖類の過剰摂取につながる可能性があります」(同・秋津医師)

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