アメリカの経済学なんて誰も本気で相手にしていない――実際に日本社会を動かしている「見えざる原則」とは?
戦後日本は、経済学をはじめとする社会科学について、その中心部分をほぼアメリカから直輸入し、それを後生大事に受け入れてきたように見える。
しかし、京都大学名誉教授の佐伯啓思氏は、新刊『日本人の精神I 権威と空気の構造』(新潮選書)で、実際は誰もアメリカの経済学などに従って動いておらず、むしろ日本人を無意識レベルで規定する「見えざる原則」に従って行動していると論じている。以下、同書から一部を再編集して紹介する。
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