「健康は血管で決まる」 1日5分でオッケーな「ずぼらストレッチ」とは エキスパートが解説
体をつかさどるネットワーク
最後に改めてお伝えしたいのは、「血管と血流が健康かどうかを決めている」ということです。
血管は全身に張り巡らされ、その総延長は約10万キロに及びます。およそ地球2周半分の長さにあたる血管が、酸素や栄養を運び、老廃物を回収し、私たちの生命活動を支えているのです。
体をつかさどるこのネットワークが滞れば、どこか一部の問題では済みません。脳も、心臓も、筋肉も、全てに影響を及ぼす可能性があります。つまり、手や足など、どこかの血流が滞ると、体全体に悪影響を与えるのです。
とはいえ、血管がしなやかで弾力を保っていれば、多少の負荷がかかっても柔軟に受け流すことができます。血流はスムーズに保たれるので、細胞は十分な栄養を受け取り、体は自然と整っていきます。
重要なのは、「血管は年齢に関係なく変えられる」ということ。動脈硬化が進み血管の石灰化が始まる前であれば、血管のしなやかさを取り戻すことは十分に可能です。だからこそ、今日から「ずぼらストレッチ」を始めてほしいのです。その小さな行動が、血流を改善し、血管をしなやかにし、やがてあなたの未来を変えていきます。
健康とは、特別な人だけが手に入れるものではありません。日常の中の、ごくささやかな選択の積み重ねによって、誰もが手にできるものなのです。
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