女性の頭にポリ袋を被せ、絶命するまで煙草を一服…金目当て07年「嘱託殺人」の“自殺サイト管理人”は「子煩悩なパパ」

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とても気さくな優しい人

 人間の死を金に換える許し難いビジネス。そんな悪業を手掛けた男は、周囲には全く別の顔を見せていた。

「逮捕を知った時も同姓同名の別人だと思ってました。あの子煩悩なパパが……」と話すのは、Bの自宅アパートの近隣住民。Bは妻子と3人で暮らしていた。

「金髪でしたけど、とても気さくな優しい人。電気工事の仕事をしているせいか、いつも作業着姿。深夜に出勤して早朝に帰宅していた。小学生の娘さんに自転車の乗り方を教えたり、親子3人で買い物に行く姿もよく見掛けましたよ」(同)

 7月に逮捕されたことは、誰も知らなかったという。

「旦那さんの姿が見えなくなった後、8月に入ってから奥さんと子供が挨拶もなく引っ越した。まさか逮捕されていたなんて。近所では、旦那さんが転勤になって家族も一緒に行ったのだと話していました」(別の住民)

匿名の悪意がネット上に蔓延

 一見、幸せそうに見えた家族。だが、夫は自らの浅はかな行動によって金銭の必要に迫られていた。

「Bにはギャンブルで約600万円の借金があり、その返済に窮していました。そこで睡眠導入剤の販売を考えた。通常、薬局では手に入らない薬品ですが、妻に処方された薬を流用し続けていた」(社会部記者)

 Bが捌いた薬品は、妻1人に処方されたにしては量が多い気もするが、

「奥さんは既に数年前から不眠を訴え、睡眠導入剤を処方されていた。Bが販売したのはその残りでした。ただ、Bは“こんなに売れるとは思わなかった”と供述しており、今回の逮捕がなければ奥さんも犯罪の片棒を担がされた可能性が高い」(捜査関係者)

 現存するサイトには、“第二のデスパ”との書き込みまである。匿名の悪意がネット上に蔓延(はびこ)っている。

(以上、「週刊新潮」2007年10月25日号より)

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