コメ最高値から一転、スーパーで「5キロ3000円割れ」も…鈴木農水相「備蓄米の買い戻し」発表に「価格はマーケットの中で決まるのでは?」と疑問の声

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 令和のコメ騒動はここにきて、消費者も無視できない重大な局面を迎えつつある。コメ価格の下落が止まらなくなっており、暴落さえも現実味を帯びてきたからだ。以前は5キロ5000円台で店頭に並べられていたコメが、都内のスーパーでは特売品だとはいえ2900円台で売られるようになっている。原因は消費者が高価な国産米の購入を断固として拒否したからだ。いや、コメそのものを買わなくなったと言ってもいいだろう。(全2回の第1回)

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 誰もコメを買わなくなった──。この消費行動はデータにも表れている。農業協同組合新聞(電子版)は3月26日、「長引く米の『買い控え』 1人当たり米消費の前年割れ12ヵ月に 米穀機構2月調査」との記事を配信した。担当記者が言う。

「データの出典は米穀安定供給確保支援機構という農林水産省の所管団体が実施しているモニター調査です。モニター家庭における2月のコメ消費量は対前年同期比でマイナス3・7%となり、これで12カ月連続のマイナスを記録しました。令和の米騒動は2024年の夏から深刻化しましたが、9月頃からSNSなどネット上に『コメが高く、パンや麺類に切り替えた』との投稿が殺到します。翌25年6月にはイオンがカリフォルニア米『かろやか』の発売を開始しました。理由についてイオンは『パンやパスタの販売量が伸びており、日本人がお米文化から遠ざかるのではないかと不安を感じ、手頃なアメリカ産米の販売に踏み切った』と説明したのです」

 25年11月には国内コメ卸最大手・神明ホールディングスの藤尾益雄社長が朝日新聞のインタビューに応じ、「一番売れているのがアメリカのカルローズ米」と、国産米が全く売れていない状況を明かした。(註)

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