愛子さまご訪問先に「オーストラリア」が急浮上…コアラを胸に「ラブリー」雅子さまの再現も 懸念される“政治的問題”とは

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「ラブリー(愛らしい)」――ベージュのジャケットに身を包み、コアラを抱いたままこう述べられたのは、皇太子妃時代の皇后雅子さまである。長女の敬宮愛子さまが誕生されてから初の外遊先である、オーストラリア(豪州)での有名なワンシーンだ。雅子さまにとっては1995年1月の中東訪問以来、8年ぶりの外国訪問だった。豪州は今年、日豪友好協力基本条約締結50周年を迎える。様々な記念行事も予定される中、昨年、ラオスを公式訪問されて外遊デビューを果たされた愛子さまの次の訪問先として、豪州を候補に挙げる向きが宮内庁内外には少なくない。しかし一方で、懸念点を指摘する声もあるようだ。それはなぜだろうか――。

満面の笑顔で「フワフワ」

 天皇皇后両陛下は皇太子夫妻時代の2002年、豪州から招待を受けて12月11日から19日まで1週間の日程で、国際親善のため同国とニュージーランドを訪問された。上述の通り、豪州ではシドニーのタロンガ動物園を訪れた際、満面の笑顔でコアラを抱いた雅子さまのお姿は、多くの国民の目に焼き付いた。

 雅子さまが稽留流産を乗り越えて愛子さまを出産されたのは、その1年前の2001年12月1日のこと。男系男子のみが皇位継承権を認められている現行制度下では結局、お世継ぎの重圧からは解放されはしなかったものの、宮内庁で雅子さまの供奉員を経験したことのある男性はこう振り返る。

「愛子さまのご誕生によって、一人の女性として、そして母として、幸福感を得た雅子さまのご心情が、垣間見られた気のする穏やかな笑顔でした」

 雅子さまはコアラを胸に、英語で「フワフワですね」などと感想を述べられていたとも伝わる。

 シドニー湾が見渡せるタロンガ動物園でリラックスしたご様子の両陛下。だが、ご出発の1週間前、東宮御所(現・仙洞御所)で開かれた記者会見で雅子さまは、外国訪問の空白期間が8年もの長期にわたったことについて、結婚前は帰国子女であった上に外務省職員となられていたことで「外国に行くことが生活の一部となっておりました」と前置きし、「状況に適応することに大きな努力がいった」と発言されていた。

 そのため、豪州など2か国歴訪は「本当にありがたいこと」と笑顔で述べ、天皇陛下も「今後は2人そろっての外国訪問をより頻繁に行うことができたらと思っております」と、お2人での国際親善に強い意欲を示した経緯がある。

「残念ながら、その後はお2人の思うようにはいかず、雅子さまは長期の病気療養生活に入られるわけですが、愛子さまご出産とご生誕後初の外遊が、今の天皇ご一家にとって大きな転機だったことは間違いありません。それだけに豪州は愛子さまの外遊先にふさわしいとする見方があるようです」(宮内庁関係者)

 宮内庁元幹部もこう推察する。

「シドニーでは、ノースブリッジ小学校を訪問された際、両陛下で日本語の授業を見学されました。学校では全校生徒380人が日本語学習に取り組んでいました。愛子さまは学習院大文学部の日本語日本文学科を卒業されており、海外での日本語教育に相当ご興味がおありと思われます。そういう意味でも愛子さまのご訪問先として豪州は最適とする声が多いのです」

 では、懸念点とは何だろうか。

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