16万円のiPhoneを残クレ購入したら、3か月後に安すぎる「17e」が…“間違いだらけのiPhone購入”を節約のプロが斬る

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残クレは悪か

 筆者が契約した「残クレ」方式についても、和田さんはこう指摘する。

「残クレは“購入”ではなく“レンタル”なんです。まず“買ったものでなく、借りているもの”と認識して。返却を前提にした契約である以上、自由度は低く、傷や故障のリスクも常に抱えることになります。本当に所有したいのか、一定期間だけ使いたいのかを整理して検討しましょう」

 たしかに、自分のスマホであるはずなのに、レンタル品だという感覚がうすうすあり、愛着がわかない……。

「返却するまでの2年間、キャリアが変更できないというのも、とてもリスキー。途中で通話料の値上げなどされても動けないからです。かつて通信契約でされていた“2年縛り”と呼ばれる、契約期間をプランは現在、法改正によって廃止されています。なので、新しい“縛り”のスタイルが残クレなんですね」

 残り1年9か月がえらく長く感じる……ふと気づくと無意識で「残クレ/やめたい」「残クレ/解約」などと検索していた。その答えは、ごくシンプルで「途中解約は可能。ただし残債を一括返済しなくてはならない」というものだった。

2年後に待つ3つの選択

 さて途中解約ができないとなると、2年後の自分にはどういう選択肢が残されているのだろうか。

「残価を支払ってそのまま使い続けるか、端末を返却して支払いを終えるか。後者の場合は新機種をどうするのか、また再び残クレを組むのかも考える必要はありますね」(和田さん)

 残価を支払ってそのまま使い続ける形は、自分には向かない気がする。2年使ったクタクタの17に残価(10数万円)分の価値もない気がするので、やはり返却するだろう。

 一方、返却すれば、基本的に支払いは終了となる。傷つけたり壊したりして査定条件を満たさなければ、追加負担が発生する可能性はあるが、それでも2万円強程度だ。割り切って最新機種をリースしたと考えれば、きっと悪くない。

 ただし次も残クレで機種を持つ「エンドレス残クレ地獄」は避けたい気持ちもある。最新機種を持てる代わりに月々の支払いは途切れないし、やはり永遠に自分のものにならないリース品に愛情が持てそうもないからだ。

 人によってきっと向き不向きがあると思うので、よく考えたうえ、ご利用は計画的に。

取材・文/大西鮎子

デイリー新潮編集部

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