アスリートがメイクをして何が悪いのか―― 「国籍」「容姿」への攻撃、五輪開催中も6万2000件の誹謗中傷
オリンピックが開催されるたび繰り返されるSNSでのハラスメント。今回も負傷のため2大会連続で棄権せざるをえなかったフリースタイルスキー女子の近藤心音選手やフィギュアスケートアイスダンスの吉田唄菜選手、森田真沙也選手にアンチコメントが寄せられたり、「りくりゅう」の木原龍一選手がディープフェイク被害に遭ったりするなど、選手たちが受けた理不尽な攻撃は尽きることがなかった。
2012年のロンドンオリンピックでは競技の魅力を伝え、ファンとの距離を縮めることができるツールだとポジティブに受け入れられていたSNSだが、12年後のパリオリンピックになると、アスリートに対して「ブス」「キモい」「死んでしまえ」「消えろ」「出来損ない」など誹謗中傷が相次ぎ、国際オリンピック委員会(IOC)ばかりではなく、日本オリンピック委員会(JOC)からも声明が出される事態になった。...

