実際の「トランプ・ウォール」は“壁”というより“柱” 古市憲寿が現地で目の当たりにしたもの

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 トランプ・ウォールを見てきた。トランプ大統領が公約の一つとして掲げ、建設を進めたアメリカとメキシコ国境を隔てる壁である。「進撃の巨人」に出てくるような高くそびえ立つ壁をイメージしていたものだから、だいぶ印象と違った。ベルリンの壁とも違う。何せ「壁」と言いながら、実質的には「柱」や「柵」に近いのである。

 僕がテキサス州で見たトランプ・ウォールは、高さ6メートルほどの鋼鉄製の支柱が連なったもの。オリンピック選手なら棒高跳びでギリギリ跳べそうだ。...

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