石原伸晃が「百何十食と食べた」コンビニ食 セブンの“シャキシャキ”に日本の底力を見る

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ロングセラー「レタスサンド」の異常なこだわり

渡辺:コンビニのレタスサンドがお好きと事前にお聞きしたので、今回の対談のために私も各コンビニの関係者に連絡して、レタスサンドについて予習してきました。流石に各社の細かい違いまで押さえていなかったので。

石原:卵に若干アレルギーがあるのと、揚げ物系がちょっと苦手なこともあって、コンビニのレタスサンドは手に取りがちですね。「サブウェイ」とかも好きなんですが、何よりレタスサンドって見た目もおいしそうじゃないですか(笑)。

渡辺:こうして比べてみると、セブンの「シャキシャキレタスサンド」は見た目から他社との違いが圧倒的ですね。ローソン・ファミマより価格も高めですが、やっぱり超こだわっているみたいで、石原さんにセブンの担当者から共有されたYouTube動画を見ていただきたいなと。2分半の動画なんですが、一般公開されているので読者の方もぜひ。

石原:そんなおもしろそうな動画があるんですね(笑)。

※以下、セブン‐イレブン・ジャパン 公式YouTubeチャンネルで公開中の「『ロングセラー★シャキシャキレタスサンドのヒミツ』篇~セブン‐イレブンおいしさ伝え隊21~」を鑑賞しながら

渡辺:レタスへのこだわりがハンパじゃなくて、まず注目すべきは徹底的な温度管理へのこだわりですね。

石原:はあ、なるほど。加工・調理の段階でも冷水を使っているから「シャキシャキがキープできる」と。

渡辺:あと既製品のフレンチソースを仕入れるのではなく、同じ工場で作っていることもポイントですね。

石原:ふんふん。

渡辺:最後のここ。「トッピング」もすごいんですよ。見てください。まさかの手作業。

石原:「人間の手でレタスの葉を平らな層にしている」……って奥が深すぎませんか?本当に職人技ですよ。

渡辺:おっしゃる通りです。この動画を見ると、コンビニのサンドイッチ商品の中でもレタスサンドが最も奥深いと感じました。たぶん、ツナとか塗るだけならかなり機械化できると思うんです。でもレタスサンドって、実はかなり属人的な職人の世界なんだなと。

石原:いや、ちょっとこの動画は衝撃だな。ますますファンになりました。なんでセブンのレタスサンドばかり食べているのか、自分でも不思議だったんです(笑)。

渡辺:あとでURL共有しときます。僕もこの動画を見て、これこそコンビニの強さだなと再認識しましたね。実に日本的なこだわりを感じるというか、日本人ならではの仕事の積み重ねで、あの素晴らしいコンビニの売り場は成り立っているんだなと。

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