THE ALFEE高見沢&坂崎「お酒やめました」…古希を迎えたライヴバンドの現在地 名球会からの粋なプレゼントとは
12月29日には2025年最後のライブを終え、デビュー51周年を駆け抜けたTHE ALFEEの3人(坂崎幸之助・71歳、高見沢俊彦・71歳、桜井賢・70歳)。メンバーそれぞれの思い、そしてこれからを語ってもらった。
【記事前半】では、2025年の坂崎「寄席イロモノデビュー」エピソードや、あの手この手でメンバーの良さを引き出した作戦、音楽番組「ザ・ベストテン」での最低な事件について明かしている。
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【写真】若すぎ!1月には3人とも71歳に…仰天のビジュ公開/卒酒の2人と“最年少”桜井が好きなお酒の種類は
―――2025年もツアーで全国を飛び回る日々だった。今までで多い年には年間110本以上の公演をこなし、最近は減らしたとはいえ、今年は約50本と、まさに“ライヴバンド”の呼び名に恥じない活動をしている。そんなツアーの思い出を聞いてみた。
坂崎幸之助「93年のツアー、1年で47都道府県、全部回ったこともあったね」
高見沢俊彦「それでもまだライヴをやったことない場所はあって。今年の春ツアーで北海道の根室に行ったんだけど、やっぱり初めて行く場所は楽しみですね。根室では牛をたくさん見ましたよ(笑)」
坂崎「本当に何もなかった(笑)」
高見沢「実は、根室でやれば北海道の1,000人以上のコンサートホールは制覇と言われて、今年やったんです。終わって“全道制覇だ”って喜んでいたら、イベンターさんが“すみません、もうひとつ残っていました”って」
桜井賢「全道制覇、ならず(笑)」
坂崎「今年、新幹線の駅で北斗函館という駅ができて、新しいホールができたと」
高見沢「だから、そこでやるために、次の春ツアーで行かないとね」
坂崎「これでやっと全道制覇になるんだよね」
桜井「それで間違いないんだろうな(笑)。でも、初めて見てくれる人たちが本当に楽しんでいる姿を見るのがすごく嬉しいんですよ。やっぱり自営の方はなかなか遠征ができませんからね。だからこっちが行かないと。ツアーってそういうものだからさ」
坂崎「あとさ、昔は大都市でライヴが終わったら飲みに出るとか、繁華街とか歓楽街といった楽しみがあったけど、さすがに今は飲みになんて行かないものね」
高見沢「もう疲れちゃってね」
坂崎「マッサージないかなとか。昔は毎日飲みに行っていたけど、次の日のこと考えちゃうから」
高見沢「2DAYSだったらやっぱり身体を休めなくてはいけないし。最高の状態でステージに上がらないと。昔は二日酔いでも全然平気だったんだけどね」
桜井「俺は今も週5日飲みますけど(笑)、2人とももうやめちゃったんですよ」
坂崎「飲み物でお酒以外にも美味しいものあるし。秩父の原流水とかね」
桜井「実家の裏の山から取ってきただけだよ(笑)」
坂崎「ペットボトルに入れてね。でも、本当に美味しいんですよ」
桜井「水道水も秩父は美味しいから。だから日本酒も『武甲』とか『秩父錦』とか有名なものがありますよ」
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