「備蓄米の買い入れ再開」「おこめ券の使用期限は来年9月末」…農水省の方針から透けて見える“コメの高値安定”という暗い未来

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 第2回【なぜ「おこめ券」は消費者から歓迎されないのか 「自治体の反発」「1枚500円なのに実質440円」だけじゃない「鈴木農水相」に批判が集まる“もうひとつの理由”】の続き──。鈴木憲和農水相は12月5日の大臣会見の際、記者から国内最大のコメ卸・神明ホールディングスの藤尾益雄社長が2日に新潟県新発田市で行った講演内容に関して質問を受けた。(全3回の第3回)

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 その際、記者は「神明」を「じんみょう」と誤読。質問が終わると鈴木農水相は「『じんみょう』ではなくて『しんめい』ホールディングスということになろうかと思います」とわざわざ訂正して薄く笑った。...

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