「やんちゃな遊び人が多い角界では珍しく…」 大関昇進「21歳ウクライナ出身力士」不祥事とは無縁の“ピュアな素顔”
【全2回(前編/後編)の前編】
ウクライナ出身力士として初の賜杯を手にし、大関昇進を果たした安青錦(あおにしき)。21歳8カ月での初優勝は、年6場所制となった1958年以降、4番目の年少記録でもある。そんな彼の素顔はというと、未成年飲酒や“悪ノリ”が過ぎる力士同士の乱痴気騒ぎなど、耳を疑うような不祥事ばかりが聞こえてくる角界において、とにかく、ひたむきだというのだ。
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九州場所の千秋楽を迎えた11月23日、安青錦は本割で大関琴櫻(28)に、得意の内無双を披露。...

