「何も間違ったことを言っていない」が高市首相の本音 安倍政権のブレーンが軟着陸を模索中か

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存立危機事態

 高市早苗首相の「台湾有事」を巡る国会答弁に過剰な反応を繰り返す中国。南アフリカで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では日中両首相の接触はなかった。高市氏がいま何を考えているのか考察し、さらには今後の展開について触れる。

 これまでの経緯を振り返っておこう。

 高市氏は7日の衆院予算委員会で、中国による台湾の海上封鎖が発生した場合、「戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケースだ」と答弁。...

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