トランプ会談は「ホームラン」、支持率は驚異の80%… 「高市現象」の正体とは

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【全2回(前編/後編)の前編】

 高市早苗首相(64)は、思えば先の自民党総裁選の本命ではなかった。が、各国首脳と対面する「外交ウィーク」も表面上は無事乗り切り、内閣支持率は80%に。首相の愛用品まで大人気で、SNSには賛辞が溢れる。「高市現象」とも呼ぶべき、この熱狂の正体とは。

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 高市首相の外交ウィークは就任からわずか5日後、マレーシアで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に始まった。以降、トランプ米大統領(79)を日本に迎え、韓国で日韓、日中首脳会談に臨み、さらにはアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議まで怒濤の日程をこなしたのである。...

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