“私の言葉で訴えたい”姿勢から「汚い首を斬る」宣言が飛び出したが 高市首相「存立危機事態」発言問題は「想定内のハレーション」か

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集団的自衛権の行使

 高市早苗首相は11月7日からの衆院予算員会で初の論戦に臨んだ。その中で最も注目されたのが「存立危機事態」発言だった。

 これに中国の薛剣・駐大阪総領事が反応し、X上で《勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬のちゅうちょもなく斬ってやるしかない》と発信したことで、日中間の緊張が高まった、とされている(投稿はすでに削除)。

「タカ派」と評される首相の発言としては何ら違和感のないものであるし、大阪総領事の投稿は論外なのは言うまでもない。が、首相を支える秘書官からは当初から危惧の声があがっていたという。...

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