「後だしじゃんけん」公明の“暴露風”政権批判は不発に 「高市氏の靖国参拝」もターゲットか

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筋が悪い印象

 11月6日、公明党の西田実仁幹事長は高市早苗首相が以前に「不記載議員を内閣に入れない」旨の発言をしていたことを明らかにした。ついこの間まで政権にいた側による「インサイダー情報」の暴露という趣である。

 この政権批判には「筋が悪い」との指摘もつきまとうものの、今後も同様の暴露がありそうだとの見立てもある。例えば靖国参拝もその一つなのだという。

 西田氏はこの件を参院の代表質問で取り上げた。高市氏が10月に自民党総裁に就任直後、公明党の斉藤鉄夫代表と会談した際、「政治資金収支報告書への不記載議員を内閣には入れない」旨の発言があったのだという。...

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