結婚→離婚→再婚の「高市早苗」新総理が“夫に別れを切り出された夜” 「ずっと我慢してきた」「夫婦じゃなかったら楽になれる…」
脳梗塞で介護
こうして13年にわたる結婚生活に終止符を打った2人。しかし、憎しみ合って別れたわけではないから、その後も交流は続いた。高市氏が山本氏の選挙応援に駆け付けたこともある。そして4年後の2021年、2人はまさかの復縁を果たす。きっかけは、この年の総選挙で山本氏が落選したことだった。
当時、この経緯について高市氏は取材拒否だったが、代わって山本氏と前妻との間の子息である、山本建・福井県議がこう答えている。
「もともと仲は良いですからね。離婚した時も性格の不一致ではなく政策の不一致やったと聞いています。父が議員でなくなったことで、その障壁がなくなったんかなあと思っています」
ちなみに再婚時は、2人の姓をどうするのかについて公平性を期すため、じゃんけんで決めたという。高市氏が勝ち、今度は夫が姓を変えた。
高市氏は2021年、2024年と総裁選に出馬し、惜しくも敗れた。さらに今年に入ると、山本氏が脳梗塞で倒れるというアクシデントにも見舞われる。現在は、高市氏が議員宿舎で入浴などの介護を行っているという。介護を行う総理も「史上初めて」であろう。
結婚、離婚、再婚、そして介護と、波乱万丈の夫婦遍歴。改めて異色の政権と言えるが、さて、その行く末は――。






