「ベリーショートを卒業してみては」「リップは青みピンクよりローズ系に」…高市早苗総裁へ美のプロが提案する変身アドバイス

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「似合わせの女王」が描く理想のヘアスタイル

 美容室「MISS ESSENCE」オーナーで、カット料金6万500円という破格ながらその高い技術力で連日予約が絶えない現役ヘアデザイナーのMAYUMIさん。骨格に合わせたヘアスタイルの提案を得意とすることから、別名「似合わせの女王」とも呼ばれる彼女は、高市総裁を「今、私が担当させていただきたいナンバーワンのかた」と評する。

「頭脳明晰で度胸があり、芯の強さがある。そしてスタイルが抜群。顔は細面、首も長くスレンダー。手足も長く、ボディバランスが素晴らしい。変わらぬ体型は自己管理が行き届いていると見受けられ、グローバルな場において外国にも受けるでしょう」

 ファッショニスタとしても知られ、自身のクローゼットを紹介したスタイルブックも出版しているMAYUMIさんは、高市総裁のファッションセンスについても高い評価を寄せる。

「いつもシャキッとしたスーツや、アクセントのあるジャケットを着こなしていて魅力的ですね。女性の政治家の方にありがちな、オーソドックスな色味やデザインに走りすぎないものをご自身で考えていらっしゃるからでしょう。特に、スーツやジャケットに合わせるネックレスやインナーにおしゃれなものが多く、首が長いというご自身のチャームポイントを踏まえたうえでのこだわりが見られます」(MAYUMIさん、以下同)

 だが、これほど素晴らしい土台がありながら、高市総裁の現在のヘアスタイルについては、まだまだ“伸びしろがある”と言う。

「日本で初の女性の代表として、よりグローバル的にもおしゃれで素敵な印象を、今以上に与えていただけたらと願うのです」

 やはりここでも「面長」がポイントに。

「顔が長く細面であるため、ベリーショートにすると顔がより細く見えてしまいます。お若い方ならいいのですが、顔に肉のないタイプの方は、加齢により頬がこけてしまい、細さが強調されすぎて老けて見えがち。つまり、日本の代表として最も必要な『元気』や『活力』がないように見えてしまうのです」

 長年、政治の世界という過酷な環境にいるため、無意識に「女を出してはいけない」と思い込まれていて、やや「男性的」な方向へ進んでしまっている可能性があるのでは……とMAYUMIさんは分析する。

「でも、もともと女性としての柔らかさもお持ちの方なので、そちらを伸ばされた方がいい。エレガントで、なおかつ芯が強く、政治家として指導力や交渉力がある――。そんな、女性や男性というジェンダーの枠を越えた、パーフェクトな存在を目指されてほしいですね。まさに多様性の時代を引っ張ってくれる存在になられることを願っています」

 具体的な提案として、とりあえず今より髪を伸ばすことを推奨する。

「最適な長さは、顎下で、ジャケットの襟につかない長さ。シンプルなボブではなく、全体にレイヤーを入れる(髪に段差をつける)といいですね。横に広がりを持たせて、ボブ風に見せることで面長をカバーします。柔らかさが重要で、C状のカールを作ってふんわりとした質感を出すといいでしょう。髪の色も、より柔らかく見えるようダークブラウンぐらいにチャレンジされてみてもよいかと思います」

 アクセサリーについてもこんな提案を。

「高市さんは普段からネックレスなど、アクセサリーのチョイスがとても素敵。ただし外交の場面などでは特に、耳元にもう少し大ぶりのものを選ばれてみては。シャープなお顔立ちに華やかさがプラスされ、お似合いになるかと思います。また、派手になりがちなゴールドではなく、プラチナで大ぶりのアクセサリーがいいでしょうね。先程も申し上げましたように肉がないお顔立ちのため、垂れるタイプのイヤリングだと直線が強調されて寂しい印象になってしまうので、曲線系のデザインがいいでしょう」

 顔周りに強さをプラスする大ぶりアクセで、主張できる女を印象付けたい。

 また、高市総裁が政治家という多忙な職業であることも考慮して、ウイッグの活用も勧める。

「ウイッグは最短で、パーフェクトなビジュアルを実現してくれる強い味方です。外見のイメージだけでなく気分を変える方法としても最適。そのメリットは大きいでしょう」

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