「ベリーショートを卒業してみては」「リップは青みピンクよりローズ系に」…高市早苗総裁へ美のプロが提案する変身アドバイス

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 10月4日、高市早苗衆議院議員が自民党新総裁に就任。公明党の連立離脱で風雲急を告げてはいるものの、憲政史上初の女性総理大臣が誕生する可能性が高い。

 そうしたなか、自民党でも初の女性トップとなった高市総裁を巡っては、政治手腕はもちろんのこと、そのビジュアル面についても注目の的となることは不可避だ。

 そこで、業界の第一線で活躍する美のプロフェッショナル2人が「高市総裁にもっと輝いてほしい」という願いを込めて、率直な見解を語ってくれた。

面長の顔立ちをより魅力的に

 CM・広告・雑誌・TV・舞台・ショー・CDジャケットなど、幅広く活躍。長年タレント・俳優・モデルなどを担当してきたヘアメイクアップアーティストの荻野明美さんは、総裁選前のメイク法についてこう分析する。

「以前の高市さんは、眉頭から眉尻までくっきり描いた、太くて濃い眉毛が印象的でした。リップは発色の良い青みピンクなどの色を使用し、輪郭をしっかり取って全体的に強めな印象ですね」

 荻野さんによれば、この「強さ」が本来の魅力を隠してしまっていたという。総裁選前にメイクレッスンを受けたという報道もあり、「だいぶよくなった」「変わった」という世間の声もあったが……。

「少し今っぽく変化したようですが、まだ眉頭が強い印象。明るめの茶色のパウダーでぼかして自然な眉頭にすることがおすすめです。眉頭の入りが真っ直ぐ(直角)に入っているので、やや斜めに入れると自然でやわらかい印象になると思いますよ」(荻野さん、以下同)

 リップについても、高市総裁が以前に愛用していた強めの青みピンクではなく、現在のオレンジ系でもなく、肌馴染みの良いローズ系の色を提案する。

「色白なため、青みピンクもオレンジ系も似合わないわけではないと思うのですが……やわらかい印象を出すように、落ち着いたローズ系の色に。輪郭の鋭角な山をやや丸めの山にしたのは正解だと思います」

 さらに、高市総裁の面長な顔立ちを、より魅力的に見せるテクニックも伝授してくれた。

「アイメイクはなるべく明るい色を使用し、アイラインも太く入れすぎないこと。太く入れすぎることによって、逆に目を小さく見せてしまいます。また、面長の方は目の下にシャドウを入れると、目と口までの距離が短く見え、輪郭がより整ってみえるでしょう」

 チークについては……。

「鼻より上に、横に入れるとよいでしょう。下斜めに向かって入れるともっと面長に見えてしまうので注意が必要です。大人女性は年齢的にピンクだと浮いてしまうので、ここも肌馴染みのよいローズ系が合うのでは」

 とアドバイス。面長さんには「中顔面(目の下から上唇の間までの距離)を短縮する」メイクがトレンドだ。若々しく見え、政治家としてもフレッシュな印象を与えることができる。

 また、おでこや顎先にシェーディングを入れて面長をカバーすることも効果的だという。

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