アレン様が語る「1日12時間エゴサする」意外な理由 総額1億円かけた整形については「心の安泰が得られるなら、絶対やった方がいい」
【全2回(前編/後編)の後編】
近年、整形を公表するインフルエンサーやYouTuberが激増し、SNSでは数万のフォロワーを持つ「整形垢」(美容整形にまつわる情報を発信するアカウント)も珍しくない。また、美容整形をテーマにした漫画『女の人生に整形って必要ですか?~美容整形の裏側がカオスだった話~』(新潮社)もSNSで大きな話題になるなど、整形は身近かつ、多くの人々の関心を引くテーマとなっている。今回は、整形に1億円以上をかけ、現在は独特すぎる世界観で人気を博すタレントのアレン様にインタビュー。知られざる幼少期のエピソードから、タレントデビュー後のくすぶっていた時期の生活、整形に対する現在の思いまで語っていただいた。
***
前編【「承認欲求を満たすために整形にのめり込んで…」 アレン様が明かす、ブレイク前の“空白の5年間” 「SNSでもプライベートでも常にキレていた」】では、アレン様を形作った幼少期のエピソードや、ブレイク前にくすぶっていたという「空白の5年間」について、詳しく聞いた。
――アレン様はメディアに出始めた頃は男性っぽい見た目だったと思うのですが、現在のスタイルにはどのように変わっていったのでしょうか?
元々黒髪だったのを、まずはショートの金髪にして、そこから勇気を出してスーパーロングのエクステにしたらすぐみんな受け入れてくれて。ショートから急にロングだし、周りにも「あいつは男なのか女なのか」って混乱させてたと思う。でも自分的には、ロングにして2時間くらいで慣れました。
私は女装とかは全く興味がないのね。アレン様を女装家と思っている人はいないし、私らしさを追求しただけ。スーツの気分だったらスーツを着るし、ドレスを着たかったらドレスを着るし、みたいな。
好奇心が旺盛でそのときのフィーリング次第でいろんなファッションをしたいだけで、ロングに飽きたら普通の男に戻りますし。
でも、今はもう飽きられないかなとも思うの。アレン様ってロングで爪が長くて、派手な衣装でってのがアイコンになってしまってるから。アレン様はもう「みんなのアイコン」だから、そこは崩したくないなって。「らしさ」と「独りよがり」は違うと思っていて、アーティストが売れると途中から「違う路線いったな」ってときないですか? みんな迷走するんですよ。ある程度売れると自分のやりたいことをできるようになるから、そこを追求しだして、ファンの求めることじゃなくて自分がしたいことをやっちゃう。
私はくすぶっていた時期もあって、本当にファンを大切にしているから、あくまで求められていることから逸脱しないようにしようと思ってますね。
自分が変な方向に行かないようにするために、エゴサはマジで盛らずに1日12時間くらいやってますよ。今日は朝の9時までエゴサしまくって、いろんなポストにいいねして、2時間だけ寝て11時に起きました。
整形によって心の安泰を得られるなら、絶対やった方がいい
――くすぶっていた時期に整形にはまっていたというエピソードがありましたが、今後も整形は続けていくのでしょうか?
私、気付いちゃったの。整形は終わりがないんですよ。私も本当はもっと欧米人みたいな顔にしたいけど、やったとしても人間は欲深いから「もっと」ってなるのよ。でも、手術にも限界があるから、いつかは頭打ちになってしまうのは目に見えている。だから、どこを自分のゴールにするか、というのを決めておかないと、ずっと終わりのない道を進んでしまうと思うんですよ。
でも整形をネガティブに捉えているわけでは全然なくて、私はつくづく「整形がポピュラーになってよかった」と思ってるんです。整形後に自分の顔を鏡で見たり、周りから褒められて「うれしいな」って思えることは、すごく自分を大切にすることだと思うんです。顔を買っているんじゃなくて、心への投資っていう感覚なんです。もちろん必要ない人もたくさんいるんでしょうけど、整形によって得られる心の安泰があるなら、私は絶対やった方がいいと思います。
整形のわなにズブズブハマっちゃってる人間
――アレン様は総額1億円以上かけているとのことですが、どういったところにお金を使っているのでしょうか。
何でも一番が大好きだから、美容医療の中でもトップクラスを目指してしまうんですよ。例えば、ヒアルロン酸注射を打つにしても、韓国製の安いものからアメリカ製の高級なものまであるんですけど、私はアメリカ製の中でも最高級のブランドを選んでいるので、注射1本で10万円するんです。それを1度に15本とか打つんで、一発で150万円かかるのよ!
別に安いものでも効果はそれなりにあるんでしょうけど、どうせ整形するならはっきり効果が欲しいし、私、欲に忠実なので、一番高いものを選んでしまう。そこが整形のわなですよね。あと、他にもわなはあって、例えば注射とかで一回完璧な状態を経験すると、半年くらいたった時に「あれ、劣化してる?」みたいに気付いて、直しに行きたくなっちゃうんですよ。私はそのわなにズブズブにハマっちゃってる人間なんだけど。
今後、どれくらい整形するかは分からないけど、私は極限まで年齢に抗って年齢不詳でい続けたいかな。でも、だからって20代に見られたいとかじゃないんですよ。若く見られるんじゃなくて、年齢不詳のアレン様で居続けること、それが私にとって整形のゴールかもしれないです。
前編【「承認欲求を満たすために整形にのめり込んで…」 アレン様が明かす、ブレイク前の“空白の5年間” 「SNSでもプライベートでも常にキレていた」】では、アレン様を形作った幼少期のエピソードや、ブレイク前にくすぶっていたという「空白の5年間」について、詳しく聞いている。















