「収容所で花魁道中」 中国で大ヒットのトンデモ反日映画「731」のシュールすぎる内容とは 「日本文化それ自体に嫌悪感を抱かせたい意図が」

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劇中での説明は一切なかった

「抗日戦争勝利80年」に合わせ、9月18日、中国で映画「731」が公開された。第2次世界大戦期の大日本帝国陸軍に実在し、秘密裏に細菌兵器を研究して人体実験も行っていたとされる「731部隊」を題材にした同作は、彼の国での積年の反日プロパガンダが“奏功”したせいか、公開4日間で興行収入230億円を超える大ヒットとなっている。しかし、その中身を検証してみると、失笑を禁じ得ないシロモノなのだった。

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 映画の主人公は、中国人の中年男性。...

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