「最高時速320キロ」の新幹線で「荷物を運ぶ」サービスに熱視線が注がれる理由 “圧倒的なスピード感”“渋滞に巻き込まれない”だけではないメリットとは

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「はこビュン」、「東海道マッハ便」、「荷もっシュッ!」、「はやっ!便」──これらの名称から、どんなサービスを思い浮かべるだろうか。実はこれ、JR北海道、東日本、東海、西日本、九州の5社が手がける荷物輸送サービスなのだ。しかも荷物を運ぶのは「新幹線」。なぜ貨物列車ではなく、営業最高速度が時速320キロという新幹線がトラックのように日本の物流を担っているのか。JR各社に取材を依頼すると、興味深い流通ビジネスの最前線が見えてきた。(全2回の第1回)

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