「ペットボトルを黒く塗って日なたに置くと…」 松本明子が明かす驚異の節約術 「出がらしのティーバッグはスポンジに」
ティーバッグ、ストッキングの再利用法
松本の節約術は、驚異的なほど多岐にわたる。とりわけお見事なのが、物の再利用だ。
「洗い物の際に、出がらしのティーバッグを使っています。ティーバッグを捨てる前に、油汚れのフライパンやお鍋、食器をひと拭いする。すると油汚れがきれいに取れて、スポンジがヌルヌルになりません。スポンジも長持ちするし、洗剤も少量で大丈夫だから、地球にもやさしいんです」(松本明子)
油汚れにはこちらも効果抜群なんだとか。
「ワンシーズンで使い切れなかった日焼け止めクリームは、ベタベタしたものが付着したとき、きれいにするのに役立ちます。油性マジックやペンキも落ちるんですよ」(同)
伝線などではけなくなったストッキングも有効活用する。
「ナイロンで静電気が発生するので、よくホコリが取れるんです。パソコンやテレビ、棚の掃除に重宝しています。掃除機が入らないような隙間などには、細長いものにストッキングをかぶせればオーケーです。私がわが家で発見したのは、旦那が高校時代に部活で使っていた竹刀。これにかぶせてベッドの下を拭うと、ホコリがわんさか取れました」(同)
掃除グッズはほかにも。
「お弁当を買ったときや新幹線でもらえるおしぼりが大好きでね。ためてます。電球やおトイレの床を拭いたりね。大掃除のときには、雑巾代わりに大活躍していますよ」(同)
ネットで
とはいえ、ここまで徹底するのは並みの人間には難しいかもしれない。
丸山氏は、常に“節約のネタ”の情報収集をすることが大切だと説く。
「ネットで『シュフー』や『トクバイ』といったサイトを検索してみると、特売情報がたくさん掲載されています。ここで安いものを見つけて、多めに買って冷凍しておくのがいいでしょう。私は『肉のハナマサ』が大好きなのですが、29日は肉の日で安くなります。ここでまとめて買っておくと、しばらく買い物に行かずに済むので、余計なものを買ってしまう機会自体が減るという意味でも節約につながるんです」
とした上で、
「物価高はまだまだ続くと思いますが、ちょっとした努力で節約は可能です。一つ一つは小さく見えても、積み重なると大きな成果が得られるでしょう」(同)
意外な節約術の数々。生活の知恵で、物価高騰時代を切り抜けたいものである。
前編【「コメは1日に24合炊く」 ギャル曽根が明かす驚異の食費節約術 「パスタを切り干し大根で代用」「白菜と牛脂だけで“すき焼き風”に」】では、家族でコメを1日に24合消費するというタレントのギャル曽根、芸能界随一の節約家として知られる松本明子に食費節約の「裏ワザ」を伝授してもらっている。
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