こんな記事も読まれています
満員電車を「仕方ない」と正当化する人たち 本当は満足していないはずなのに(中川淳一郎)
ソウル・梨泰院のハロウィン大混雑で150人超が亡くなった2日後の月曜朝、ツイッターのトレンドには「満員電車」が入りました。恐らくこの事故と満員電車を結びつける人が多かったのでしょう。テレビの専門家は、梨泰院では1平方メートルあたり10~15人で、日本の満員電車は6人と言っていました。とはいっても、ツイッターでは満員電車で窒息しかけたという経験談を語る人や、女性専用車両で「圧」が少なかったから助かったという声も。
それだけ満員電車が苦痛な人が多いのでしょうが、私なぞ「よくも耐えられるものだ……」と思います。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
満員電車の通勤が無くならない「本当の理由」
3月18日からJR東日本は「オフピーク定期券」の発売を開始した。平日朝のラッシュ時の1時間半の間は使えない代わりに、通常の料金より10%程度の価格を下げたものである。通勤ラッシュの混雑を抑えるための施策の一つだ。しかし、そもそも会社員に「通勤時間を変える」という選択肢を与えたところで、どれだけの人が利用できるのだろうか。できることなら今すぐ満員電車通勤をやめたいと心の中で叫びながらも、会社や上司の方針に逆らえず、しぶしぶ通勤しているのが実情だろう。
こういった日本企業特有の出社意識は、コロナ禍のテレワーク普及率にも如実に表れている。...
つづきを読む