少し古臭い気もするけれど…「サンマは塩焼きで食べるべき」ではなく「食べるべし」が望ましい?
日本語原理主義者との会話
……というわけで、新聞のような決まりごとがないのであれば、「べし」「べき」「べきだ」のどれを選ぶか、というのは校閲ではなく編集の領域、ということではないでしょうか。
校閲者としては、それぞれの文法的な説明ができれば十分で、ルール化されていないのなら媒体によって柔軟な使い方を許容する、という方針がよさそうです。
ところで、校閲者は仕事であまり会話をしないので、普段から口が重くなりがちです。仮に“日本語原理主義者”が友人にいたとして、「日本語は正当な文法にのっとって使うべきと私は思う」と話してきたら、「いや、それを言うなら『使うべし』か『使うべきだ』じゃないの?」と即座にツッコめるかどうか。そういう当意即妙なトーク力も身につけるべき、でしょうか……。



