御三家、2代目公募、引退撤回、認知症…「橋幸夫さん」激動の歌手人生 屈指の大事件「アイドル4億円裁判」を振り返る

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「潮来笠」「いつでも夢を」などの大ヒット曲で、昭和の歌謡史を牽引してきた橋幸夫(本名=橋幸男)さんが4日午後11時48分、肺炎のため都内の病院で死去した。82歳だった。数々の功績に彩られた芸能人生のなかで、時に世間を驚かせる話題を提供したことでも知られる橋さん。その波乱の歩みを象徴する出来事のひとつが「4億円裁判」だった。

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 1960年に日本ビクター(現JVCケンウッド)の音楽レコード事業部だったビクターレコード(現ビクターエンタテインメント)から「潮来笠」でデビュー。...

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