新宿御苑で「カブトムシが激減」のナゾ 外国人のセミ捕獲問題も… 意外な真犯人とは
カブトムシの数に異変が
夏の訪れを知らせるセミ。その幼虫が外国人らしき人々に食用として大量に捕獲されている――。その対策として、東京・江東区の猿江恩賜公園が「セミの幼虫を採取しないで」と日英中韓4カ国語で注意書きを張り出したと報じられたのは記憶に新しい。
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一方、夏の昆虫の一番人気は何といってもカブトムシ。その“昆虫の王様”を都会のど真ん中で思う存分観察できると虫好きの間で評判なのが、新宿御苑である。
ところが、今年は異変が起きているという。実際に現場を訪れてみても、樹液に集まっているのはカナブンやクワガタばかり。新宿御苑にはカブトムシが集まるとされるポイントがいくつかあるが、そのすべてが不思議なほど同じような状況なのだ。
子供にカブトムシを見せたいと休みのたびに来園している父子は「今日で3度目だけど、まだ生きているカブトムシには出会えてない」と寂しそうに話していた。
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