「トランプ大統領にカツ丼を」 玉木雄一郎氏の軽すぎる発言録
1年たったら動物のエサ
財務省時代にアメリカ・ハーバード大学に留学したキャリアを持ちながら、「英語が未熟」とは、語学というものの難しさを感じさせる話ではあるのだが、ともあれこのところ玉木氏の発言が問題視されることが続いている。
5月には、小泉進次郎農水大臣が放出を決断した備蓄米について「1年たったら動物のエサになるようなもの」と発言。これから国民が食べようとするものについて、あまりに配慮がないとの批判を浴びた。
また公の発言ではないが、山尾志桜里氏に対して発した言葉の数々ものちに明らかにされ、強い批判を浴びることとなった。自ら出馬を要請しながら、彼女が批判を浴び、逆風が強くなると距離を置き始め、出馬会見への同席を求める山尾氏に対して「出馬辞退の会見なら同席する」と伝えたというのだ。
不倫は「概ね事実」だったはずなのに…
言葉の軽さを示したのは、自身の不倫に関しても同様。昨年11月、地元の観光大使の女性との不倫が報じられた際、玉木氏は「報道された内容は概ね事実」としたうえで、「家族のみならず期待を寄せていただいた全国の皆様に心からおわびを申し上げる」と謝罪していた。
ところが今年4月、国民民主党所属議員が不倫などで処分されるにあたった際には、次のように自身について述べている。
「私の事案に関しては、倫理委員会の調査で、『報道機関に不倫を類推されるような行為』が党代表としての注意義務に違反するとして3ヶ月の役職停止とされたものです。相手方も憶測に基づく報道を否定しており、同列に扱われる内容ではありません」
念のため、玉木氏が「概ね事実」としたSmart FLASHの記事の見出しを見てみよう。
〈【独占スクープ】玉木雄一郎氏「高松観光大使」元グラドルと隠密不倫デート&地元ホテルで逢瀬…取材には「家族との話し合いが終わっていない」(2024年11月11日)〉
この記事は「概ね事実」だったはずなのに、半年もしないうちに「不倫を類推されるような行為」に格下げされ、なおかつ「憶測に基づく」とまで言っているのである。
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