国交のない“親日国”が侵攻されたら…日本は「台湾有事」にどう向き合うべきか 日・中・台の歴史から学ぶ現在地

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 第二次トランプ政権による対ウクライナ政策の方向転換が、アジア地域の安全保障にも影を落としている。特に気が気でないのが台湾だ。中国の習近平国家主席は、「祖国統一は歴史の必然である」と繰り返し述べ、「必要であれば武力による統一も辞さない」という姿勢だ。そもそも、なぜ中国は台湾に固執するのか。日本が台湾と国交を断絶したのは何故か。 ジャーナリストの池上彰氏と増田ユリヤ氏の解説をお届けする。

(前後編の後編)

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※この記事は池上彰氏と増田ユリヤ氏の共著『ドナルド・トランプ全解説』(Gakken)の内容をもとに、一部を抜粋/編集してお伝えしています。...

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