「実は起業家精神に溢れていた」…ビジネスパーソンが読み直すべき「夏目漱石」はなぜ「胃腸」の不調を描いたのか

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 誰もが学生時代に読んだ経験がある作家といえば夏目漱石だろう。ひと昔前は千円札の「顔」としておなじみだった漱石は今年、節目の年にあたる。デビュー作である「吾輩は猫である」が発表されたのが、1905年(明治38年)、ちょうど120年前の出来事だった。文学史を変えたと言える漱石をビジネスパーソンが改めて読み直すのにどんな要素に着目すべきなのか。英米文学を専門とする阿部公彦東京大学教授に「胃腸」という視点で解説してもらった。【山内宏泰/ライター】...

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