文学に関心ナシ、朝寝坊の悪癖、異国の夫に手紙も出さず…文豪・夏目漱石が“悪妻”・鏡子と添い遂げた深すぎる理由

エンタメ

  • ブックマーク

 西暦1867年2月9日、旧暦の慶應3年1月5日は、日本を代表する文豪・夏目漱石の誕生日である。また2月21日が「漱石の日」となった理由は、1911年のこの日に文部省(現:文部科学省)から送られる「文学博士」の称号を辞退したからだ。「自分に称号は必要ない」という理由はまさに芸術家とも言えるが、そんな文豪が生涯の伴侶とした女性はその真逆、芸術を解さない“悪妻”だったという説が定着している。果たして実際はどうだったのか?

(「新潮45」2006年4月号特集「明治・大正・昭和 13の有名夫婦『怪』事件簿」掲載記事をもとに再構成しました。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。