澤田知可子「会いたい」誕生秘話 有線放送で火がつき急きょシングル化、大ヒットも「苦しみがすぐに来た」

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AROUND 40 MEMORY CONCERT

 40歳頃から、近い世代の歌手らと始めた「AROUND 40 MEMORY CONCERT」も好評を博している。

「もう今はアラフォーじゃないですけど、コンサートに“フォーエバー”とつけて、一緒にやってきました。かつてはライバルでしたけど、“あなたが売れてくれたら私の喜びになる”という、あの頃には持てなかった感情で、いまは仲間の意識なんですよね。戦友のような、リスペクトできる存在がいることで、また自分も頑張れますね」

 今、力を入れているのは「Vintage」のタイトルで出す、松井五郎の訳詞による洋楽のカバーアルバムだ。新しい気持ちで歌えた楽曲ばかり。「会いたい」の大ヒットがあったからこそ、乗り越えなければならない壁もあった。そんな想いを胸に、これからも歌い続けていく。

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 第1回【「俺がお前のファン第1号なんだ」…澤田知可子が“資本は声”に気づいた夜と、忘れられない別れ】では、自分の声が資本だと気付かされて歌い始め、デビューを目指した話などを語っている。

デイリー新潮編集部

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