「髪の毛ボサボサで帰ってきた孫が“借金がある”と…」 360万円を盗んだ宮内庁職員の祖母が明かす 「様子がおかしかった」
「問題を起こしたり、人の物を盗るなんてことは絶対になかった」
おばあちゃん子として育った山崎は、地元の小中学校に通った。
「勉強はまあまあ、普通にやっていましたかね。成績は良い方でした。明るい子だから、友達もたくさんいて。何か問題を起こしたり、ましてや人の物を盗(と)るなんてことは絶対になかった。中学校の時は、合唱コンクールで立派に指揮者を務めたこともありました」
中学卒業後、地元の高校に進学。同時に祖父母の下を離れて、父親と団地で暮らすようになったという。
「高校卒業後、大学に進学させる経済的な余裕はありませんでした。別に知り合いが宮内庁にいたというわけではありませんが、いろんな公務員の試験を受けたら、たまたま宮内庁の試験に受かった。たしかその年は、同期として高卒では永太を含めて2人が受かったという話でした。永太は入庁間もない頃から、内舎人の職に就いていたと思います」
後編【「天皇陛下のシャンプーを補充」「愛子さまと花火をしている写真を見せてくれた」 360万円を盗んだ宮内庁職員は「かわいがられていた」と祖母が語る】では、「天皇陛下の間近でお仕えして、かわいがってもらっていた」という山崎の仕事内容などについて詳しく報じる。
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