【特別読物】「救うこと、救われること」(7) 今村翔吾さん
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今村翔吾さんは、いま最も勢いのある歴史・時代小説作家のひとり。書店経営や文学賞の設立にも乗り出し、山形・新庄市開府400年記念のダンスイベントにも取り組んでいます。エネルギッシュな活躍の原点には、人生に対する強い思いがありました。
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『五葉のまつり』は、『八本目の槍』(共に新潮社刊)同様、石田三成を主人公にしています。三成は、様々な側面がありますが、ここでは豊臣秀吉に仕える五奉行のひとりであり、文治・行政マンとしての三成を書いておきたかった。...

