教え子の“ワイセツ画像”で逮捕の「中学校長」…「教師の私もドキドキします」かつてインタビューで語っていた生徒への愛

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“熱血教師”エピソードも

 そこまで切望していた“教員になる”という夢が叶ったにもかかわらず、教え子を被害者にする犯罪に手を染めたわけだ。

 インタビューで北村容疑者は、教員生活で味わった“つらい経験”についても触れている。

<いろいろありました。授業中に暴れたり、けんかを始める生徒…。以前、ある生徒が不登校になって、卒業式には来ると約束していました。でも、当日来ない。私はその子の家までいって連れ出し、卒業式に出席させました。翌年、地域の夏祭りで彼に会ったとき、こう言うんです。「先生、ありがとね。卒業式に出なかったら自殺していたと思う」と。生徒が自ら生命を絶とうとするなんて、こんなに悲しいことはない。それだけは絶対にさせてはならないと強く思いました>

 荒れる学校に赴任して、体当たりで生徒と向き合う熱血教師――。北村容疑者の言葉からはそんな一面が窺える。その一方、同じ校内で教え子のわいせつ画像を撮影していたとすれば、その落差はあまりにも激しい。

デイリー新潮編集部

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