【関係者逮捕】巨人・オコエ瑠偉が「暴力反社」の宴会に出席 「打撃フォームまで見せてくれた」出席者が証言(証拠写真あり)

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巨人の回答は

 そして、事件への“直接関与”がないとはいえ、日頃の不適切交際が露見してしまったのがオコエである。暴力団や反社会的勢力との交際は野球協約180条で厳しく禁じられており、違反すれば最低でも1年間の失格処分が科されることになる。そもそも、当の巨人がホームページ上で「暴力団等排除宣言」を掲げており、

〈暴力団および悪質な応援団等を、選手、監督、コーチらに接触させません〉

 そう高らかに謳っているのだ。球団に質すと、

「本人(注・オコエ)がご質問にある店を訪ねたところ、知人から以前紹介されて1度会ったことのある『会長』と呼ばれる男性がいました。本人は5時間ほど滞在したのち、翌18日未明に店を出て帰宅しました」(読売巨人軍広報部)

 オコエは、12月27日になって球界関係者から事件を知らされたとのことで、

「当球団として暴力事件について警察に情報提供した上で、当該店舗で本人と同席した『会長』と呼ばれていた男性の身元について相談しているところです」(同)

 としながらも、一方で、

「本人が暴力団など反社会的勢力と交際していた事実もありませんし、本人もそのような認識は一切ありませんでした」(同)

 などと“釈明”する。

開幕1軍は絶望的?

 球団の事情に詳しいジャーナリストが言う。

「今回のドラフトについて、原監督は“チームの補強ポイントを埋められる有力選手”だと評していますが、オコエはこれまで年俸以上の価格の高級車を買い、また自主トレ期間中に交際相手とハワイに行くなど、もっぱら野球以外で目立ってばかりでした。そんな行状が地域密着型のチームカラーにそぐわないと楽天は判断し、とにかく放出したかった。一方の巨人は、今季から新たに1軍打撃チーフコーチにデーブ大久保を迎えており、その下に預けて鍛え直す選手として、オコエはうってつけだったのです」

 ここで両者の思惑が一致したというのだが、

「まずは巨人の流儀に従って無精ひげをそったものの、春季キャンプの第2クールくらいまでに体を絞り、ちゃらんぽらんな私生活も改めなければ、オコエの開幕1軍は絶望的だと思います」

 1軍どころか、この有様では選手生命も絶たれかねないのだ。

週刊新潮 2023年1月26日号掲載

特集「巨人に激震 『暴力反社』と密接交際!? 『オコエ瑠偉』参加の宴会で“傷害事件”が!」より

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