中森明菜は今、どうしているのか 実兄は「本当に明菜に会いたい」【スクープその後】

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 2017年12月のディナーショーを最後に活動休止中の中森明菜(57)だ。明菜は今、どうしているのだろうか? 実兄に妹・明菜への思いを聞くと……。

(以下、「デイリー新潮」6月25日配信の記事に加筆・修正しました。)

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 明菜は2017年の11月から12月にかけてディナーショーを全国14都市で行った後、公の場に姿を見せていない。どうして消えたのか。

「帯状疱疹(ほうしん)のためです。まだ治りきっていません」(音楽関係者)

 最近は予防ワクチンの接種を呼び掛けるCMも流れている帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気。症状には個人差があるが、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが強くなる。80歳までに約3人に1人が発症するといわれるから、珍しい病気ではないものの、治るまでに時間がかかる人もいる。

 明菜も最初に発症したのは12年前の2010年。そのまま活動を休止した。症状が治まった2014年に一度は活動を再開し、この年のNHK紅白歌合戦にサプライズゲストとして出演したものの、3年後に再発した。

「完全に治ったら活動を再開しますよ。ほかに歌わない理由はありませんから」(同・音楽関係者)

「完全に治ったら」というのが明菜らしさ。関係者たちは明菜の気質について「完璧主義者」と口をそろえる。例えばバックバンドの音が少しでも狂うことを嫌う。もちろん自分の歌声もベストの状態を目指す。

意欲は十分、の年賀状

 プライドも高い。安田成美(55)と共演したフジテレビのドラマ「素顔のままで」(1992年)の番手(台本の順番)の件は今もドラマ関係者の間で語り草だ。

 放送開始前には安田が主演、明菜が準主演という線で進めるはずだったが、明菜の要望でW主演となった。単なるわがままではなかった。放送が始まると、明菜はプロの俳優たちに負けぬ演技を見せた。

 完璧を目指す明菜イズムを考えると、中途半端な状態での復帰は考えられない。明菜の個人事務所は現存し、過去の楽曲やコンサート映像の管理などをしている。復帰を阻んでいるのは体調面のみなのだ。

 仕事をする意欲は十分。2019年1月には活動休止中にもかかわらずファンクラブ会員に年賀状も出している。こんな年賀状だった。

「明けまして、おめでとうございます!」「今年もまた新しいドラマが始まります!」「どんなシーンも、いつでもかがやきつづけて!!」

 2020年以降は年賀状が途絶えているが、これはコロナ禍に襲われたからだろう。

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