當間ローズが毎日通う「港区のコンビニ」で買うモノ ブラジル生まれ湖西育ちの「地元愛」語る

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『あなたとコンビニとニッポン』當間ローズ×渡辺広明

 全国5万8000店舗、年間155億人が買い物する“コンビニ超大国ニッポン”。老若男女、昼夜を問わずさまざまな人が訪れるコンビニは、その目的や利用方法も人によってさまざまだ。「コンビニとの付き合い方」を覗いた先に見えてくるものとは? コンビニジャーナリスト・渡辺広明氏が、ゲストを招きコンビニについて大いに語り合う──。

 今回のゲストは、モデル・俳優・歌手として活躍中の當間ローズ氏(29)。2020年、恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』(Amazon Prime Video)に出演するやいなや、鍛え上げられたボディと甘いマスクで注目を集めた當間氏。現在はコンビニの多い港区在住で「ほぼ毎日利用する」とのことだが、音楽活動を行う芸能人ならではの意外な利用法も…!?

来日して衝撃を受けたコンビニの便利さ

渡辺広明(以下、渡辺):當間さんと言えば『バチェロレッテ』の印象が強い人も多いかもしれませんが、僕みたいなオジサンは全く知らなくて…。僕が當間さんを知ったのは『サンデージャポン』(TBS)でした。

當間ローズ(以下、當間):そうだったんですか。たしか『サンジャポ』さんには2020年の12月に出演させていただきました。

渡辺:そう、そのときです。『サンジャポ』に出ている人って気になるから調べちゃうんですよ。そうしたら、なんと湖西市出身(※ブラジル生まれ、静岡県湖西市育ち)じゃないですか。地元が近かったので勝手に親近感を抱いていました。

當間:渡辺先生は浜松ですから、お隣さんですね。

渡辺:来日したのが5歳の頃だとうかがいましたが、そのときから湖西市ですか?

當間:そうです。

渡辺:海外から日本に移り住んだ人のコンビニ観を聞きたかったのですが、さすがに5歳だと憶えてないですよね。

當間:それが、わりと憶えてるんですよ。「住む国が変わる」というのは大きな環境の変化なので、記憶に残ったのだと思います。

渡辺:当時、初めてコンビニを知ったときの記憶もありますか。

當間:「こんな便利なものが世の中にあるんだ!」という驚きですね。僕の記憶だと、ブラジルには24時間営業のお店はなかったと思うんです。治安の問題等で深夜営業している店が少なかったほか、夜間に外出する人もほとんどいないような地域だったので、そもそも需要がなかったのかもしれません。

渡辺:当時の湖西市だと、コンビニチェーンはサークルKでしょうか。

當間:そうです。今はファミリーマート(以下、ファミマ)になってしまいましたが、当時はサークルKが多かったです。

渡辺:サークルKはアメリカ発祥のコンビニですが、日本では大手GMS(総合スーパー)のユニーがライセンス契約を結んでいました。ユニーの本社が愛知県にあった影響から、浜松や湖西といった静岡西部にもサークルKが多かったんですね。當間さんの子ども時代は、サークルKで何を買うことが多かったですか?

當間:アイスです。サークルKに限らず、昔も今もアイスと言えばコンビニですね。

渡辺:コンビニのアイスは種類が豊富ですからね。スーパーは売れ筋商品を中心に扱いますが、コンビニで扱うアイスは毎週のように新商品が並びます。お好きなアイスは?

當間:「ガリガリ君」(赤城乳業)や「ICE BOX」(森永製菓)などの氷菓が好きです。

渡辺:ブラジル時代もアイスが好きだったんですか?

當間:食べていた記憶はありますが、ブラジルはアイスもお菓子も全体的にすごく甘いんですよ。僕はその甘さが少し苦手で、日本の甘さ加減が口に合っていると思います。とくに「ICE BOX」に「カルピスソーダ」(カルピス/アサヒ飲料)を入れるのがお気に入りで、大人になった今でもやっちゃいます(笑)。

渡辺:わかります。子ども時代にハマッた食べ方や飲み方って、大人になってもやりますよね。僕も子ども時代に「カップのかき氷アイスにソーダをかける」という食べ方が大好きで、いまでも無性にやりたくなります(笑)。

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