ロシア サハリン2“接収”本当の狙い 日本に対する報復ではない可能性
ロシアのプーチン大統領は6月30日、極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の運営をロシア側が新たに設立する法人に移管し、現在の運営会社の資産をこの法人に無償譲渡することを命じる大統領令に署名した。
大統領令によれば、ロシア国営ガスプロムの権益は維持される一方、他の出資者はロシア政府に対して1ヶ月以内に改めて権益の承認を申請する必要がある。認められれば権益を保有し続けられるが、認められなかった場合、ロシア政府は4ヶ月以内にその企業の株式をロシア企業に売却する。...

