氷川きよしの特別公演、超高額チケットがほぼ完売 きらびやかな衣装にファンは歓喜

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 年内での活動休止を公表している演歌歌手・氷川きよし(44)の座長公演が話題だ。今月3日に東京・明治座で開幕した恒例の「氷川きよし特別公演」だが、今回は何かと規格外という。

 演劇担当記者が言う。

「氷川が初めて座長を担ったのは26歳の時。以来、銭形平次や鼠小僧が主人公の時代劇が続きました。それが今回、氷川の発案でガラリと趣向を変えたのです」

 タイトルは「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」で、舞台は18世紀のフランス。母親の看病とアルバイトの傍ら歌手を目指す日本の若者が、あるきっかけから時空を超えて革命間近の欧州の国にタイムスリップして……というストーリーだ。

「主演の氷川は、宝塚歌劇でもおなじみの『ベルサイユのばら』に男装の麗人として登場するオスカルをはじめ、王妃マリー・アントワネットを彷彿させるメイクや、豪華できらびやかな数々の衣装で登場します」

チケットはほぼ完売の大盛況

 これには連日、席を埋めたファンも大興奮という。

「かねて、氷川は前髪を剃り上げまげを結った江戸っ子より、ありのままの自分をさらけ出して自由に歌い踊れる役柄を熱望していました。今回はそんな希望が通り、好みの衣装を存分に身に着けられたようで、毎日の舞台を嬉々とした様子で楽しんでいますよ」

 チケットの売り上げも好調なようで、

「1階前方2列以内で限定グッズも付く“プレミアムきよシート”は3万円、3列以降8列以内でグッズ付きの席は2万500円と超高額。それ以外の1階と2階のS席でも1万6500円です。ほかにあまり例を見ない、かなり強気な価格設定ですが、“少しでも近くで生のきよしを見たい”という中高年の女性ファンたちが多く、チケットはほぼ完売。大盛況です」

 劇場では、料理好きで知られる氷川が監修した特別メニューでのおもてなしも。

「氷川の愛称Kiina(キーナ)にちなんだ『スペシャルKiinaサンドイッチ』と『スペシャルKiinaカレー』がそれ。銀座界隈の喫茶店でも千円くらいでしょうが、こちらはともに1800円とお値段もスペシャルですよ」

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