「前田会長の改革はNHKを壊す」…職員有志の告発が視聴者の共感を呼ばない理由

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〈私たち職員は、以前のような取材や番組制作への意欲を持つことができない状況に追い込まれ、人心は荒廃し、職場には重苦しい雰囲気が漂っています――〉NHKの一部職員たちからのこんな“告発”が掲載されたのは、文藝春秋6月号の誌面だった。「スリムで強靭なNHK」へと改革を進めるNHK前田晃伸会長(77)の手法を批判する主旨だ。

 記事中にある〈紅白歌合戦も打ち切りになる方向〉という点をめぐり、前田会長が「全くの虚偽」と否定するなど、波紋を呼んだこの告発。「元記者が証言するNHK報道の裏側―NHK受信料は半額にすべき」(展転社)の著書がある大和大介氏は、この記事を“居心地の良かった時代を知る職員たちが書いた”ものではないかと分析する。...

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