【埼玉・白岡15歳少年暴行死】母親の実父が独占告白「娘は“自分たちが容疑者に…“と漏らしていた」

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「昔は嘘をつくような子じゃなかった」

 1月15日に加藤颯太くん(15)が埼玉県白岡市の自宅で意識不明の状態で見つかり、その後死亡した事件。彼を暴行した犯人はいまも明らかになっていない。今回、颯太くんの祖父が初めて取材に応じた。

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 颯太くんは8人きょうだいの大家族で、母親とその内縁の夫と同居していた。母の名前を仮に恵さんとする。埼玉県内に住む恵さんの父親は、恵さんから事件について知らされたときのことを、こう振り返る。

「数年ぶりに電話がかかってきたと思ったら“颯太が脳死状態になった”って。家庭環境がちゃんとしていないかもと薄々感じていたから、てっきり俺は颯太がグレて不良になって、けんかでもしたんじゃないかと思ったんだけど。男と住んでることも知らなかったからね。でも報道を見るとグレるような子じゃなかったって。しかも警察は家の中を調べてるって言うし……」

 恵さんは颯太くんについて“何日か前にケガして血だらけで帰ってきた”と父親に話したという。

「でもそれがどこまで真実なのかは分からないよ。昔は嘘をつくような子じゃなかったけど、どんどん嘘ばっかりつくようになっちゃったから。電話では、“自分たちが容疑者になってる”って言ってたからな……。今の男が関係あるのか……分からないね。さすがに恵がやったとは思えないけどね……。でも、見て見ぬふりをしてたんなら同じだよ。罪になるよね……」

前夫はDVで逮捕

 じつは、恵さんとは7年近くも音信不通の状態が続いていたという。

「それで久々に電話がきたと思ったら子供が8人って! たまげたよもう……」

 恵さんついて「普通の良い子だった」と振り返る父親だが、一方で“関わりたくない”とくり返す。背景には颯太くんの父でもある、恵さんの前夫の存在があるようだ。恵さんは20代前半で前夫と結婚し、家業を手伝ってもらっていた時期もあるというが、他の従業員とけんか騒ぎを起こしていた前夫について「あまりいい印象はなかった」と父親は言う。恵さんのきょうだいが保証人になり車を購入するも、踏み倒されたこともあった。のちに恵さんへのDVで逮捕されてもいる。

「恵は電話で前夫の名前を出して“加藤颯太って名前が報道されたから殺しにくる”と怯えていた」

 2月3日発売の「週刊新潮」では、恵さんの父親の詳しい証言とともに、「内縁の夫」の実母への取材の様子を掲載する。

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「週刊新潮」および「デイリー新潮」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記の「情報提供フォーム」まで情報をお寄せください。

情報提供フォーム: https://www.dailyshincho.jp/confidential/

週刊新潮 2022年2月10日号掲載

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